京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター

平成29年度前期「でんおん連続講座」の開講について


京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センターでは、日本の伝統的な音楽や芸能、その根底にある文化の構造を研究し、その成果の発表と市民の皆様への還元を目的として、平成29年度(前期)でんおん連続講座を下記のとおり開催しますので、お知らせします。
本講座では、多くの方に日本の伝統音楽や芸能について理解を深めていただけるよう、音源・映像・実演を交えて説明を行い、歴史的資料、口伝書、楽譜等の演奏資料を読み進めます。
専門的なテーマに気軽に触れていただける市民講座ですので、皆様の御参加をお待ちしております。

講座について

 

連続講座A
音楽としての義太夫節
講師 山田智恵子 (日本伝統音楽研究センター教授)
〈第1回ゲスト〉神津 武男 (日本伝統音楽研究センター客員研究員)
開講日・時間 平成29年5月10日(水)?7月12日(水)
期間内の毎水曜日・午後1時〜午後2時30分(全10回)
会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
内容 この講座では、ことば(詞章)と旋律の関係に着目し、音楽としての義太夫節にスポットを当てます。今回は並木宗輔絶筆の作品で、本年が没後250年にあたる豊竹筑前少掾初演の『一谷嫩軍記』三段目切「熊谷陣屋段」を取り上げる予定です。
開講日程
5月 10日 『一谷嫩軍記』の成立・上演史(ゲスト講師: 神津 武男)
17日 「熊谷陣屋の段」の音楽構成
24日 「熊谷陣屋の段」その1
31日 「熊谷陣屋の段」その2
6月 7日 「熊谷陣屋の段」その3
14日 「熊谷陣屋の段」その4
21日 「熊谷陣屋の段」その5
28日 「熊谷陣屋の段」その6
7月 5日 「熊谷陣屋の段」演奏比較
12日 文楽「山の段」まとめ
受講料 5,000円
定員 30名(先着順で定員になり次第締切)
 
連続講座B
能の囃子・音曲の骨組みを理解する
講師 藤田 隆則 日本伝統音楽研究センター教授
開講日・時間

平成29年5月10日(水)?7月5日(水)
期間内の毎水曜日・午前10時40分〜午後0時10分
※6月14日(水)を除く(全8回)

会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
内容

室町時代に成立した能。数時間にもおよぶ力のこもる演技をしっかりと受けとめるためには、謡の内容理解に加え、囃子や音曲の理解も必要です。
今回は能一番の小段の流れに焦点をあてて、音曲面の組立ての理解を試みます。能の鑑賞歴・稽古歴は長くても「わかった」という実感が得られないと感じられる方、音楽面への関心がある方、是非受講してください。

開講日程
5月 10日 役者の登場

17日

序:人物の登場 (その1)
24日 序:人物の登場 (その2)
31日 破:人物による物語の展開 (その1)
6月 7日 破:人物による物語の展開 (その2)
21日 破:人物による物語の展開 (その3)
28日 急:物語のはてに働く、舞う
7月 5日 急:物語の結末と祝言

受講料 5,000円
定員 30名(先着順で定員になり次第締切)
連続講座C
琴の諸相と京都の琴3
講師 武内 恵美子(日本伝統音楽研究センター准教授)
開講日・時間

平成29年5月13日(土)?6月24日(土)
期間内の隔週土曜日・午後1時〜午後4時10分(全4回)

会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
内容

昨年度の連続講座G「京都の琴2」に引き続き、琴(キン/七弦琴/古琴)の持つ特徴的で魅力的な世界観を紹介します。毎回、講義と体験実習を行います。
講義では、(1)琴の様々な文化的側面を学びつつ、(2)各回1曲、琴の代表的な曲を取り上げて、曲目の背景や内容について解説した上で鑑賞します。また、(3)江戸時代に京都で活躍した琴士を、各回ひとりずつ取り上げて紹介し、京都における琴の世界を紐解いていきます。
体験では、受講者の進捗に合わせて指導します。初めて触れる方でも大丈夫です。多少経験がある方でも、是非御参加ください。ただし、体験ですので、中級以上の方への実技指導は致しかねます。詳細はお問い合わせください。
※ 楽器は用意しますが、人数によっては複数で1張を御使用いただく場合があります。琴を所有されている方は御持参くださっても構いません。

受講料 4,000円
定員 20名(先着順で定員になり次第締切)
連続講座D
常磐津節実践入門 その5
講師 常磐津 若音太夫(竹内 有一)  日本伝統音楽研究センター准教授
常磐津 音花〈三味線指導補助〉
開講日・時間

平成29年5月16日(火)〜8月8日(火)
期間内の隔週火曜日・午前10時40分〜午後0時10分(全7回)

会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
内容

京都生まれの初世常磐津文字太夫が創始し、江戸歌舞伎で大成させた常磐津節。古典曲を題材に、作品の構成や特徴、表現技法を考察しながら、浄瑠璃(語り)と三味線、それぞれの演奏体験を深めます。


開講日程
5月 16日 課題設定とビデオ視聴

30日

課題研究(演奏実践)
6月 13日 課題研究(演奏実践)
27日 課題研究(演奏実践)
7月 11日 課題研究(演奏実践)
25日 課題研究(演奏実践)
8月 8日 試演会とまとめ

受講料 5,000円
定員 10名(先着順で定員になり次第締切)
連続講座E
PENDULUM III 英語による日本音楽概論
講師 時田アリソン(日本伝統音楽研究センター所長)
開講日・時間 平成29年8月15日(火)?8月17日(木)
各日とも午前10時〜午後5時(昼休憩を含む)(全3日)
会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1・2
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
内容 古くから現在まで伝承されている日本の音楽とその近代的発展を、英語による講義で紹介します。英語で日本音楽をどう説明すればよいか、日本人と留学生が一緒に考えながら、手軽に日本の音楽文化について大まかな理解を得ることを目指します。
雅楽・声明・そして語りの音楽(平家・浄瑠璃)と演劇(能・文楽・歌舞伎)との関係や、器楽(三味線・箏・尺八)について講義に加え、体験的なワークショップを行います。

*この講座は英語で行います。
The course will be conducted in English with some Japanese as needed.

English information is here.
英語併記の詳細ページ

受講料

10,000円

定員 30名(先着順で定員になり次第締切)
連続講座F
三味線音楽研究─町田佳聲をめぐって─
講師 山田智恵子 (日本伝統音楽研究センター教授)
小塩 さとみ(宮城教育大学教授)
大久保 真利子(福岡国際大学非常勤講師)
寺田 真由美(相模女子大学非常勤講師)
野川 美穂子(東京藝術大学非常勤講師)
配川 美加(放送大学非常勤講師)
吉野 雪子(国立音楽大学非常勤講師)
田中 悠美子(義太夫三味線演奏家)
大西 秀紀(日本伝統音楽研究センター客員研究員)
薦田 治子(武蔵野音楽大学教授)
廣井 榮子(大阪教育大学非常勤講師)
開講日・時間

平成29年9月8日(金)・9月9日(土)・9月16日(土)
各日1,午前10時30分〜午後0時、2,午後1時〜午後2時30分、
3,午後3時〜午後4時30分(全3日、9コマ」)

会場 京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1
(京都市西京区大枝沓掛町13-6) >>地図
内容 この講座では、伝音センタープロジェクト研究「歴史的音源から見る三味線音楽の音楽的研究--町田佳聲とその周辺」の成果公開を目的として、町田佳聲、三味線音楽、レコード、旋律型研究などをキーワードに各共同研究員の研究テーマによる口頭発表を行う予定です。
開講日程
9月8日 1 山田智恵子
2 小塩 さとみ
3 大久保 真利子
9月9日 1 寺田 真由美
2+3 野川 美穂子、配川 美加、田中 悠美子、吉野 雪子
9月16日 1 大西 秀紀
2 薦田 治子
3 廣井 榮子

受講料 5,000円
定員 30名(先着順で定員になり次第締切)
 

申し込み方法・問合せ先など

 

申込方法

はがき・FAX・電子メールのいずれかの方法により、以下の項目についてご記入の上、お申込みください。1.郵便番号、2.住所、3.氏名、4.電話番号(FAX番号)、5.希望する講座名を明記の上、期間内に教務学生支援室(事業推進担当)までお申し込みください。

また下記お問い合せフォームもご利用ください。
>> お問い合わせフォーム

申込先
〒610-1197 京都市西京区大枝沓掛町13-6
京都市立芸術大学 事務局連携推進課 (事業推進担当)
TEL 075-334-2204
FAX 075-334-2241
※午前8時30分〜午後5時15分(平日のみ)
E-mail public@kcua.ac.jp


申込期間

それぞれの開講日の1ヶ月前から受付を開始いたします。
定員に余裕がある場合は当日申込も受付けます。
上記、問い合わせ先まで御連絡ください。

主催 京都市立芸術大学
最終更新日:2017/4/7 | 公開日:2017/4/7